■米国は、中国・アジア圏をどうしたいのか

冷戦時代のソ連と対抗するため、キッシンジャーの親中路線がそのまま続き、

途中からマイケル・ピルズベリー筆頭に親中派から転向し、対中路線変更となって、今の状況になっているわけだが・・・

1. 米国の一番の貿易相手国は中国。米国から中国への直接投資も多い。（米国から日本への直接投資は少ない）
2. 米国内に中華系アメリカ人は沢山いる
3. 米国で学んだ中華系移民が中国に戻り、中国で活躍している

日本からは、米国ラブであり、好きな相手は自分も好きになってくれるはずと思いがちだが、

米国からはいつまでもキワモノ扱いのままだし、いつの間にか韓国文化の方が広まっている。

なんだかんだで、米国に合う物を作れているのは、米国内にいる中華系移民と、

そこからの繋がりのある中国国内へのネットワークだろう。

切り離しなんて出来るのか？

世界中の中華系ネットワークは凄まじく、儲かりそうなこと、補助金などの制度情報など広まっている。

米国からすると、本土から遠い、アジア圏で軍事衝突が起こる/起こらない、どちらでも米国利益になるのではないか。

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