2022-12-31

社会的弱者支援団体代表って

だいたいが強烈な原体験を抱えていて、それに伴う怒りや憤りが活動エネルギーになってるのよね。界隈で働きていたのでその突破力の凄さは肌身で感じている。

その怒りが社会構造に向けられているうちは良いのだけど、他の組織支援者に向けられるとまあ悲惨。吸い寄せられて薪をくべる取り巻きが現れるし、穏健な味方は去っていくし、面倒臭いやつ扱いされて結局事業スケールできなくなる。

うまくやれてる団体代表者原体験を抱えながらも「自分のような不幸の連鎖を少しでも止めたい」というスタンスの人が多いかな。身の回りの人を少しでも救いたいっていう、人斬りを止めた剣心みたいな感じ。

危ういのは、「自分のような不幸の連鎖は完全に止めるべき」っていうスタンスの人。怒りのエネルギーがとにかく強い。その「あるべき」が他者に向けられるともの激しい攻撃性が発揮されるし、果たせていない自分に向けられると自責感で潰れる。もっとも、多くの人はそんな強い怒りのエネルギーを受け止め切れるだけの心の強さもないので、結局は他責に転じてしまうのだけど。

まぁ何が言いたいのかというと、もしあなた社会的弱者の支援活動従事したいなら、代表キャラクターはよく見定めた方が良い。怒りを程よい距離感活動エネルギーに変えられている人は超優秀。

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