2022-12-17

映画SLAM DUNKに言いたいこと

すごく良かった。あれは原作ファンへのファンサービスだなという内容で、おそらく2ndに向けて大きな広がりを作りつつ(つまり新規ファン裾野を広げつつ)、かつ原作ファン号泣のるつぼに落とすという、なんというかバトン繋ぎながらファンサービスをするような、理想的な「今昔繋ぎ」だったと思う。こんなことはなかなかないし、できることではない。すべてを卒業させたエヴァとはまた全然違う、素晴らしい出来だった。

ただ。ただね。これだけは言いたい。桜木は「合ってない」。

予めいうと、既存アニメ崇拝者ではないし、むしろアンチだ。正直アニメ作画キレイな部分が多々あったが内容はそんなに好きではない。声優陣も思い出補正で好きだと言うレベルを脱してない(もちろんレジェンズへの敬意はある。しか現実の俺の感情として)。そして木村昴も大好きだ。ジャイアンも好きだし、おはスタも見てるし、この人の能力の高さは心から認めている。

しかしこの桜木…俺にはクサすぎた。もっとストレートにやってくれ。ストレートってのは何も考えず正直にやれというのではない。「素人桜木になりきって完璧に演じてくれ」ということである。難しいことだろうが、それを求めたい。なぜならそれだけ素晴らしい出来だった。だけに。だけに。

あぁ、素晴らしい映画だった。懐古厨声優たたきはクソだというのを改めて思った。しかし、桜木は良くなかった。すまない。

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