今更だがプラダを着た悪魔を観た
女の仕事観をよく描いていると思った
女が持つ理想の仕事観、おしゃれして綺麗なオフィスで働くかっこいい私を全肯定してあげる映画だった
主役のアンハサウェイは学歴があって頭は良いけど、最初はおしゃれに無頓着な女だ
がんばって与えられた仕事をこなそうとしているけど同僚や上司から中々認めてもらえない
途中でその事に気がついておしゃれして自身をつけて
覇王色の覇気を纏いだしたら同僚や上司もあなたがんばってるね。と認めてくれて仕事が上手くいくようになり
現実はおしゃれしてオフィスに行ったところでそう何もかも上手くいくわけではないが、
映画ではそういうもんなんです!と言う筋書きになっているのでここが映画のポイントで、映画が伝えるメッセージだ
女がというと主語がデカいが、キラキラしたい女子層に刺さるポイントを確実に打ち抜いている
あなたたちがキラキラするためにおしゃれして自分磨きをがんばっている事には意味があるんだよ
自分磨きを頑張れば人生も仕事も全部上手くいくんだよ。というメッセージになっているからだ。
ちなみに映画の中でおしゃれでいけててみんなが憧れる仕事が雑誌の編集ってところはずっこけた
ちょっと昔の映画だけど、かつてはいけてる仕事みたいなイメージあったの?って
服のブランドとかで働いてるならまだわからんでもないけど、他人が作った服(とライフスタイル)の紹介するだけなのがそんなに偉いと思ってんのバカじゃねって思った
その作者(原案?)がインスタとか現代のSNSプロモーション導入した現代版「プラダを着た悪魔」は作らないってるってニュース見たよ 理由が「あの頃とは何もかも違うから」とのこと
いうてその時代は雑誌が流行やライフスタイルを作ってたんやで
雑誌って言ってもVOGUEとアナウィンターがモデルだから当時世界のファッション取り仕切ってたとこや