2022-12-10

令和2年4月から溶接ヒューム」と「塩基性酸化マンガン」が特定化学物質管理第2類)になりました。

厚生労働省では,「溶接ヒューム」と「塩基性酸化マンガン」について、労働者に神経障害等の健康障害を及ぼすおそれがあることが明らかになったこから労働安全衛生法施行令特定化学物質障害予防規則等を改正しました。

これって40年前から日本研究者溶接ヒューム発がん性やべーぞと言ってたんだけど。あ、ちょっとまずは溶接ヒューム説明をしておこうか。

溶接ヒュームは、溶接作業電流で鉄の棒を溶かして金属同士を引っ付ける作業、の時に金属蒸気となって周囲を漂ってしまい、それを溶接ヒュームというんだけど、そんなのを吸い込むと肺ガンや呼吸器系がやられる。症例各自検索して。

最近になって海外研究者があちこち溶接ヒューム発ガン性がやべーのですの、と言い出して国際がん研究機構(IARC)によって「溶接ヒューム」が人に対する発がん性がある物質グループ1に分類されてしまっている。このグループ1はマジヤバいぞという分類。

なので周りの人はガンになりまくってて笑えない。俺もガンになるのかもと思っている。

ちなみにタバコグループ1に分類しているのに特定化学物質認定されていないのでなーんか利権の気がします。

タバコ禁止すべきだと思うんだけどね。

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