2022-12-03

思うに政権交代したこと政治は大きく変わるんだ、という意識政治家の側にも国民の側にも強すぎたんだろう。

政権交代の土壌がない国で政権が変わったからと言って今までの国家運営の仕方を大きく変えるような必要性などなかったのだ。

肝心なのは政権は交代するものである、ということを習慣化していくことだったのだ。

与党野党が入れ替わったところで何も変わらないではないか、くらいの感覚で十分だったのだ。

政権国民から評価されない場合には交代するもである、その部分だけを機能させることに集中すべきだった。

しかし、政治家も国民も無邪気すぎた。

何かやらねば、何かやってくれるだろう、そういう気持ちけが先走りしすぎた結果があの失敗だったのだ。

この教訓は伝えるべきだろう。

つの日か野党勢力が政権を取るときも来るだろう。

しかし、そのことに多くを求めてはいけない。

ただ政権が交代する、というそのことをだけに満足するべきだ。

もちろんそれが最終的な目標ではない。

政権交代が起こることでよりよい政治体制が築かれ、そのことにより国民が最大幸福享受することが出来るようになることが着地点であることは言うまでもない。

とはいえ、そこに至るまでには段階を踏む必要がある。

無邪気に、一朝一夕政治が変わることに期待してはいけない。

もっと大人の判断対応をしなければいけない。

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