さらに問題を複雑にしているのはインドネシア人市民や学生、労働組合員らによるデモや集会で盛り上がった状態のところへ、群衆を「発火」させようと平服で紛れ込んでいる「プロボカトール(扇動者)」と呼ばれる者の存在である。彼らは大半が兵士か警察官、金銭で雇われたヤクザで、治安部隊に投石、火炎瓶などを投じて意図的に混乱を激化させ、それによって当局に鎮圧の口実を作ってしまう。
普通だったら混乱を招いたり、反政府的運動を加速させるために反政府側が扇動者を紛れ込ませたりするが
インドネシアはデモを鎮圧するために「警察や軍が」扇動者を紛れ込ませ、
巻き添え食って怪我したり逮捕されたりせんの?
そうやって、あの扇動者は政府の手先かも?と思う気持ちをひろく育てることで、 安易な扇動にはのらない優良な国民が育つわけですよ。 おとり捜査と同じ。 国民を成長させるため...