本日9月23日に西九州新幹線の内の長崎~武雄温泉間が部分開業を迎えた。
武雄温泉~新鳥栖間の整備計画は未定であるが、長崎・佐賀の両県から博多への所要時間は短縮されることになる。
これで福岡県、特に福岡市と周辺市の一極集中が更に進むことになるだろう。
博多駅の再開発、天神ビックバンの再開発事業も佳境を迎えていて、このタイミングでの新幹線の開業である。
長崎・佐賀から福岡へ移住する人も多くなるだろうし、企業も長崎の支店を廃止して福岡市内に統合する流れになるのだろう。
2011年3月の九州新幹線(鹿児島ルート)の全線開業時も、同じようなことがあったよね。
新幹線が開通する熊本や鹿児島が発展すると思っていたら、新幹線の恩恵を最大限に受けたのは福岡だけだったらしい。
鹿児島や熊本の人達は、新幹線が開通して便利になったことによって、みなさん福岡へ行ってしまった。
熊本駅も新幹線開業によってどうなるか思っていたら、結局パッとしないし、一番発展したのは博多と中洲と天神だけだった。
1960年代~70年代に建てられた古いオフィスビルが次々と取り壊されていて、高さ100メートル前後の最新鋭の高層ビルが十数棟建設されることになる。