男性の性欲のピークは10代~20代というのが通説で、グラフだと18歳頃を山の頂点として、それ以降は加齢するにしたがってゆるやかに下降するカーブを描くような形が一般的だけど、では18歳頃の時期が人生の中で最も射精回数が多いかというと、それはどうなんだろう、と少々疑わしく思う。
性欲のピーク=射精回数の人生最高記録が出る、とは限らないんじゃないか、という思いがある。自分に置き換えて考えてみても、性欲のピークとされる時期の自分と最近の自分とで比較して、どちらが射精をしているかと言えば案外答えに窮するもので、正直あまり変わらない気がする。今がまだ20代だからというのはあるかもしれない。
環境によるものは間違いなく大きいと思う。生活する環境によって射精の在り方も異なるだろうし、それに伴うかたちで射精回数も大きく変わると思われる。自分の場合は間違いなく実家にいた頃よりも今の一人暮らしのほうがのびのび射精できている。実家がもっと自由な環境だったらまた違ったのかもしれないが、個人的には窮屈な場所だと感じた。
おかずにしたってそうだ。今のほうが環境が良い。サッと使うことのできるストックは今のほうが断然多く持っているで、好きなジャンルを追いかけ、多様なモノをみているうちに好みの幅は広がっていて、精度は向上し、永久保存版に該当する数も年々増えている。射精に至るルートの数で言えば昔よりも今が断然優れていると言える。
自分の中にある性欲の源泉がどれほどの規模なのかというのは、射精回数では測れないのではないか。ピークは年齢によらず、いろいろな形があるのではないか、と思う。