日本の吹奏楽は競技人口(あえてこう書くが)は大きく演奏水準も高い。
日本の吹奏楽人口は、500万人ともいわれます。プロのオーケストラの管楽器奏者にも、吹奏楽部出身者がずらり。当然、全日本吹奏楽コンの出場経験を持つ人も多くいます。
朝日新聞社は吹奏楽コンクールの主催である。ちなみにこれは2019年の記事であるから、昨今の事情を考えれば幾分人口は減少しているだろう。
豊かな音楽社会を支えるのは演奏家だけではない。楽器を修理するリペアマンや、楽器店の店頭に立つ販売員なども、音楽が好きでなくては続かない仕事だろう。作曲家も吹奏楽をルーツに持つ人は(プロフィールに書かない人も含めて)意外にも多い。
とにもかくにも、日本の音楽社会を広く支える人間を育成しているのは全国の吹奏楽部であることは間違いない。無論合唱部や軽音楽部なども音楽シーンを支える担い手であることは言うまでもない。