ラランドニシダのYouTubeにて、「親に申し訳なさとか感じないのですか?」という質問に対する答えが、とても大切な考え方だと感じた。
私はニシダさんほど裕福な家庭ではなかったが、親の金で大学を卒業できた。
やりたいことに賛成してもらえて、たくさん愛情を注いで育ててもらったと思う。親ガチャで言うところのウルトラレアだ。
優しく、人間として尊敬できる両親のもとに産まれて、私は申し訳ないと思っている。
善良な人間が汗水流して稼いだ金を何千万とかけて、生まれてきたのがこんな人間かと。頭が悪く運動音痴で友達も少なくて、迷惑をかけて生きている肥えた豚。もう10年以上申し訳ないと思いながら生きてきて、払ってもらった金額を返し終わったら死のうと思っていた。もちろん「粉ミルク代も」である。
何様目線だと言う話だが、ニシダさんには、「親に申し訳ないと思わないでほしい」と思っている。
きっと、ニシダさんに限らず誰もが思わない方が良いことだ。生まれてこなければ良かったと思ってしまうから。
考えたところで仕方がない。申し訳無いからと金を返そうにも、時間を返せるわけではないから完全には返せない。これ以上迷惑をかけないために今死ぬか、生まれてきて良かったと思えるような理由を作って生きるかしかない。
どちらも結構しんどいから、もう考えない方が良い。生産性が無いし、精神病になってしまう。
それに、「親に申し訳ない」と言う発想が出るのは真面目な人が多いと思う。真面目なぶん、「生まれてこなければ良かった」と決定付ける証拠が見つかったら、自分を責め続けるだろう。