ごくごく一般的に言って。守る側と守られる側だったら守られる側の方が経済力も社会的地位も高いんだよ(職業に貴賤云々はまた別の話として)。例えば兵士と国王、SPと首相。
なのになんで守られる側は貶められて当然とも言うべき風潮がこんなに強いのか。フェミニズムの中にこういう風潮が異様に強いのが苦手……ウィークネスフォビアとも言うべきか。
北欧では守られヒロインは描かないとか自画自賛しているのを見たけれど、
堂々たる指揮をして守られる女王や女帝を増やそうというのではなく、あくまでも前線で戦う女戦士を増やそうという方向にしかいかないのは一体なんで。
偉そうに言ったところで結局若い女前提で、終身的なキャリアプランを考えてないじゃん。
フェミニズム的に考えても、女の子は守られる立場を目指した方がいいと思うよ。身体を鍛えて現業で活躍したところで正直「それ」止まりだし。
それよりも教育やキャリアを積んで政治的意志決定に関与出来る「守られる」立場を目指した方がいい。
女王や女帝は無理でも首相や社長にだったら現実でもなれるんだから、女の子へのエンパワーメントというならば守られヒロインは否定するのではなく寧ろ増やすべきだと思う。
だよなあ 潜水艦とか乗組員全員を女にできるのになぜかやらない