「なぜなんですか?もう日記を書かなくたってあなたは十分『立派な増田』じゃあないですか!
増田歴1年にして人気エントリーに何度もランクインし、1000ブクマ記事も生み出してるじゃあないですか?
同世代の増田よりも恵まれています!それなのになんだってまた『増田』なんかを・・・!?」
「この増田がブクマやトラバをされるために日記を書いてると思っていたのかァーーーーーッ!!」
「!!」
「ぼくは『読んでもらうため』に増田を書いている!
『読んでもらうため』ただそれだけのためだ!
そしてぼくは『読んでもらうため』毎日毎日『リアリティ』のある題材を探し続けている!
いいかい・・・いつも増田に投稿し終えるとイイ気分になる・・・。誰でも仕事が終わると気分がいいものだよな・・・。
ちょっとというのは、この投稿した日記を誰も読まないんじゃあないかと思って不安な気分がだんだん大きくなるからさ。
だから以前は、投稿してしばらくしたらブクマやトラバされているかチェックしていた」
「チェックしてたんだ」
「だが大抵は、ブクマもされていないしトラバも1つもついていないことを発見する。ついていても「◯ね」などと書かれているだけだ。
だからもうブクマやトラバがついているかなんて、全く気にしないようにしたのさ」
「ということは、増田に投稿してもブコメもトラバも読まない?」
「今まではそうだった。だがこの間つい魔が差してしまい、自分の日記をチェックしてしまったのさ。
するとブクマが300程度付いていた。だからついついコメントを読んでしまった。するとこんなことが書かれていた。
『こんな増田にはなりたくない』
『読んでて寒気がした』
『どうして途中で書くのを止めなかったのか』
『逆に貴重な増田』
流石に胃が痛くなったよ。
だから僕は再び誓ったのさ。『ブクマやトラバのために増田なんて書いちゃだめだ。読んでもらうためだけに書こう』ってさ」
「分かるだろ」