2022-01-17

anond:20220117220115

我は書を好まぬ。小説であれ漫画であれ変わらぬ。

そこにあるのは作者の世界観そのままであり、介入する余地微塵もない。傍観することしかきぬ

我が好むのはゲイムだ。そのインタラクテイブ性に価値がある。

文字や絵にとどまら世界観描写に加えて、我の思想を反映できるゆえ、我が生きていることを感じられる。

例えば女の子だけで冒険したいんじゃ!と思えばそのようにできる。

それが何よりも重要であろう。

電書端末上に何千何万の書影を積み重ねても、そこに主は存在せぬ。

せいぜいその選書センスをひけらかすようになる程度であろう。

ゲイムであれば自分満喫したゲイ体験は、自分だけのユニイクなもの

画面は人それぞれ違う。それがなぜ重要なのか。

我はこう思う。

皆が同じものを見て似たような感情を共有する時代は、不健全だと。

世界の多様な可能性に対する想像力を著しく狭め、いずれは価値観の断絶を生むのだと。

誰もが違うものを見ていることが当たり前であれば、より世界はフレクシブルになる。

「同じ」ことを喜ぶ時代から前へ進むことだけが、寛容性を養う。

そうは思わぬか。

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