2021-12-28

子供の時から都会への憧れがあって

大学で親元を離れ、就職東京に出てきた

何者かになりたい、とか

運命恋愛をして、とか

いろいろ夢というか妄想はあった

が、まあ人並みに何者にもなれず、

恋愛いくらのしょっぱい思い出だけ

気づくと結婚はもう無理だと言われる年齢になってた

ようやく結婚しようと相談所に行ったけど

「諦めて」結婚なんてできないものなんだと、4年以上の活動中に悟った

見合い相手との結婚を思う時、自分はこの人とこんな結婚をしたくて東京に出てきたのか?ということを何度となく思った

自分人生にとって東京に出る、というのは

人生を始める・賭けるくらいの意味があったんだと今振り返って思う

婚活はその後、諦めて退会を考えていた頃に夫に会って、トントン拍子に結婚した

活動も4年半になっていた

夫が良いと思った理由はいろいろあるが、田舎のおじちゃん風の気の良い感じが馴染んだというのは大きい

訛りの残った標準語で屈託なく笑う夫は、同郷どころかぜんぜん違う地方の出だが、田舎にいるような安心感があった

私にとっての結婚は結局、東京で新しく始めるものではなく

田舎に帰っていつもの暮らしをする、というようなものだったのだなと振り返って思う

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