2021-11-18

ケツソムリエとしてあり得ない失敗をした

俺は"ケツソムリエ"だ。

勤めている会社女性陣のケツを見れば、それが誰であるかを見極めることができる。

会社制服で皆同じものを履いているが、

皺の寄り方、生地の張り具合から大きさ・形状等々を全て記憶し、個人と結びつけている。

約50人分を全てだ。

ケツソムリエ毎日過酷だ。

たとえば離席時、たまたま前を歩いている女性社員がいたら

ただひたすらにケツしか見ない。

腰上や膝下など見ない。

「(ん!この見事な小尻はAさんだ!)」と見定めて答え合わせを繰り返す日々。

ケツソムリエは一日にしてならず。

たゆまない努力があってこそ目は鍛えられていくのだ。

そんな精進を続けていながら先日、あり得ない失敗をした。

"パーフェクト・ヒップ"ことBさんと、

"でっちりの女王"ことCさんを、

見間違えたのだ。

この二人は共にボリューミーでありながら小・中・大の臀筋が実にほどよく引き締まっており、

大きさの割にはキュンと引き締まった、それでいて筋肉質にはならずに魅惑の丸みを帯びている、甲乙つけがたい見事な至宝なのである

見間違った原因はわかっている。

上司から特急仕事が入った俺は多少先を急いでいた。

その俺の目の前に飛び込んできた、見事なケツ。

いつもなら余念のない鑑定にはいるところであるが、俺はこのとき急いでいた。

つい、「(ああ、Bさんね)」と、乱雑に判断してしまった。

ところが、Bさんにはあるはずの"ケツの割れ目付近の深い食い込み"が、若干浅かったのだ。

見事なケツの二人を見極めるにあたり、食い込み加減は最重点項目であったのに…。

自分の未熟ぶりを恥じた。

成熟しまくった彼女らのケツを前に、己の未熟ぶりを恥じた。

物事を粗野にしてはならない。

一つひとつ事象を丁寧にとらえなければならない。

そう気づけた、良い一日であった。

明日から心を入れ替えて一から精進し直す。

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