溜まっていた洗濯物と食器を片付け、軽く筋トレと柔軟をした後近所の定食屋で昼食をとる
その後は少し話題になっていた公園を見に行く。帰り道に温泉があったので入る
スーパーで酒とサンマを買って帰宅。今日の晩飯はサンマの塩焼きだ
帰宅して飯を作るまでのひと時、ふと空白の時間が流れる。そういう時に虚無が忍び寄ってくる
もう若くなく、安月給で貯金もない。もちろん彼女なんて居たことがない。友人も数えるほどだ
今のところ日常生活に支障はないが病気がちで、将来はどうなるか分からない
怖い。苦しい。夜は嫌いだ。家が嫌いだ
時間があると嫌なことばかり考えてしまうから、最近休日は無理やり外出してる。でも夜には家に戻らないといけない
こういう夜を、これからも何千回も過ごさなきゃいけないのか。ああ虚無がやって来る。虚無がやって来る
だから立ち上がらなきゃ。立ち上がって飯を作ろう
飯を食って風呂に入って寝ればまた朝がやって来る。そして俺は仕事に行く。それを何千回も繰り返してきたんだ
日常の営み、その積み重ねが一時だけ虚無を押し流す。俺はそれを知っている。だから大丈夫だ
さあ、飯を作ろう。虚無と戦うために
何かしてないと怖くなるもんな。 俺は資格の勉強してるよ。 一応自分の未来のためになるし、不安も多少和らぐ。