2021-09-13

青のオーケストラ読書感想文

結構人気の作品なので読んでみた感想(単行本9巻まで)

☆3 普通

良い点

画力 漫画で音を伝えようとしている気概が伝わる絵。主人公らが演奏する曲によって画風を変えるなど工夫も凝らされている。もちろん崩れているところも見当たらない。

設定 主人公とそのライバル関係が韓ドラみたいなドロドロの設定で面白い。親父がカス

気になった点

話の展開 わりと単調。また深掘りが出来ていないように感じる。もっと波を付けて欲しい。折角の思い切った設定が活かしきれていないように感じる。

演奏パートの長さ 単行本ほぼ1巻全て演奏パートだったりする。演奏している描写がずっと続くのでは無く、曲のイメージを伝えるための風景描写登場人物心理描写・少しの回想も含まれているためはある。しかし、流石に1巻丸ごとというのは話の展開に変化が無いので難しい...。スポーツ漫画でいう1つの試合に1巻使うみたいなものではあるが、スポーツでは試合中の成長を描くことで変化を生ませられるが、音楽だとそこが無いので難しいのだと感じた。

こうするとより楽しめる

実際に曲を聴きながら読む 曲のイメージを伝えることにかなり力を入れている漫画なので聴きながら読むと理解が深まる。

感想

良作ではあると思うが特別面白いといったわけではない。親父との確執であったり恋路に関してのドラマ、学年が上がることによる変化など描けることが沢山あると思うのでこれからに期待。

  • そうだな 人間関係が中途半端にドロドロでそれが音楽と上手くからんでないな ブルージャイアントと並べると音の表現ももう一歩欲しい

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん