通いだしてから四半世紀以上過ぎただろう。恐らく俺の人生の中で、もっとも長続きしていることだ。素直に凄いことだと思う。自分をほめたい。
でもな、これだけの時間を費やしても、いったい自分が何をやっているのか分からないんだ。
そもそも俺がこの宗教に入信したつもりは全くないのだが、両親に従って生きてるうちに気がついたら信者の一人に数えられていた。しかも一定の出席率がないと得られない資格(のようなもの)もゲットしてしまった。これは親が勝手に申請していた。でもこの資格(のようなもの)が何に役に立つ変わらない。説明は受けたはずなのだが。
さすがに舞踊や楽器の資格は挫折した。というか、幼い頃から訳も分からず練習させられ、結局覚えきれなかった。半端にあるスキルは実社会で役に立つこともない。あの練習した時間はなんだったの。
今は実家暮らしだが、この宗教の繋がりが原因で家を出れそうにない。うちの家が数ある勉強会の会場のひとつになっており、毎月一回、30人~40人は来る。このご時世であってもだ。みんな熱心だ。そしてそれは維持していかなくてはならない。誰が?俺が。
俺は両親には育ててくれたことを感謝しているし、取り立てて仲が悪いこともない。何か恩返しができたらとも常日頃悩んでる。でも、この宗教に関わることだけは生まれてから納得がいかない。
小学生くらいの時に、宗教施設へいくのが嫌で、本気で怒ったことがある。そしたら母は泣いてしまった。それ以来、俺は露骨にいやがることはしなくなった。だが、それで良いのか?
自問する日々に終わりは来るのだろうか。
大乗仏教 靖国 はい論破