プロスポーツや演劇と同列にオリンピックを語ろうとする人がいるけど、それは違うと思う。
プロスポーツや演劇の選手、役者、スタッフは、そのスポーツや演劇を生業としていて興行ができないことになったら一気に失業者になってしまう。
一方オリンピックはどうなのか。
スタッフはボランティアだし、選手も手当は出るかもしれないが基本無給だ。(働いていたり、実業団に入っていたり、プロだったりで彼らの生業は別にある)
オリンピックには、オリンピックを生業として生きている人はいない。
スポンサーだって、協賛金は払っていてもそれは実業務で得る収入以外の+αを求めるものであり、
それがペイされないと会社が傾くなんてことは基本無いだろう。
傾くならそれは経営陣が間違っている。
マスコミだって、オリンピックがあれば更に儲けることはできるだろうけど、なくても会社は潰れないだろう。
オリンピックとプロスポーツの比較は仕事で仕方なく電車を使っている人と遊びに行く為に電車を使う人、それを同列に扱っていいのか?という話だと思っている。
オリンピックは遊びに行く為に電車を使うほうに属すると思っている。
そういう意味ではオリンピックはプロスポーツよりもコミケ寄りのイベントだと思っている。
オリンピックはコミケと同じくアマチュアリズム(の中に一部プロが紛れている)、ほっとくと客がめちゃんこ来るという点で一致している。
転職すればいいと思います。
働いている人全員に転職をさせる必要があるんだから辞めさせる障壁の度合いはオリンピックとプロスポーツでかなり違うでしょ