新宿にある勤め先のビルの一階は緑の多い憩いの場で、風通しもよく、昼になるとこの非常事態宣言下でもそれなりに人が集まる。
今日、その端っこで昼食後にスマホをいじっていたら、近くで女性2人が結婚について話していた。片方(悩みを語る方)の声が大きく、つい内容を聞いてしまった。
・おそらく30歳手前(出産についてあまり焦っていなさそうだったことと、父親が現役っぽいことから)
・見合いか業者などを使って何人か出会っているがなかなか良い男が見つからない
・年収の高い男がよいが、自分の年収は知られずに結婚相手を探したい
自分は他人だし、歳も40代だし、既婚だし、ターゲットでもなんでもないのだけど、彼女の話を聞いていてチクチク刺さってしまった。
また、元カレについて「175cmくらいしかない」と話していた。自分はそれにも届かない。
さらに、大学が良くても年収が良いとは限らないという文脈で、父親は国立大を出てるが年収が自分より低く800万円だと話していた。その時に出た大学名はまさに自分の母校であり、自分の年収も、50歳で800万に届けば上出来という見通しである。
彼女の容姿は見ていないけれど、あまり教養がなさそうだし、望みの高さや話し方のトゲからすると、なかなか相手が見つからなさそうで、結婚してもなにかと不満を見つけてはグチるんだろうなと思った。でも、そう思ったこと自体が、チクチク刺さった仕返しをしたがってるようで、自分で嫌だった。
おしまい。
女の子の欲は底なし沼。 1000万を稼いでいても、まだ上を欲しがるなんて面白いね。