「悪いけど」と言ったのは一年半続いたバイトを人間関係に疲れて辞めたばかりであること、膝が痛いと溢すようになった母の元に養われながらゲームばかりしていること、随分前に大学を中退したこと…などなどが絡み合って昼間のスーパーに堂々と行けないくらいの後ろめたさを感じているせいだ。
でも人と比べることがなければ今までの人生で一番ぐらいに幸せな時間だとおもう。
10点満点中4点ぐらいかな、低すぎか。今までがマイナスだったからかな。
母の料理を小学生の頃ぶりに食べられて、話し相手がいて、好きなだけ好きな本を読めているんだから。
10点満点中10点の幸せは怖い。躁状態になってる時の錯覚を見るのが怖い。でも幸せだった。
性欲だけで好きになった男の車に乗せて貰った時も、分不相応に高い服を買った時も。
ハタチになったばかりの頃は周りを見られなくて、だから逃げる事も突っ込む事も出来て(出来るような気がして)とにかく夢中だった。
あの頃は10点の幸せがあったけどもうそういうのは出来ないんだろうなぁ…
2年そこらでこれだけ老けるなんて、ハタチの私が見たらガッカリだと思うけど
「起こるべきことが起こった、同い年になれば分かるよ小娘」ぐらいは言う気がする。
自分に対する諦めと年少者に対するごまかしを身につけた嫌な大人。
4点は幸せだけど満足じゃない。「アフリカの子供よりはマシなんだから」の理屈。
8点欲しい。あと4点どうやって加点できるのかわからない。
とりあえず30万借りて二重弄ってくるわ。