研究職をやっていると大学の同級生から「私も研究したい」「大学院行きたい」「もう一度大学行って勉強したい」と結構言われる。
こういう人はいつまでもそう言っていて、何もしない。何もしようともしない。
一方で上のようなセリフを言わず、黙々と論文や専門誌、関連の新書や著述を読みながら、日々の仕事をこなして活かしている人がいる。
さらに踏み込んで、住んでいる地域の大学の聴講生やっている人もいる。
一番上のようなセリフをいう人間は、研究とかアカデミズムとかの威を都合よく借りたいだけなのだと思う。
そういう人にそれぞれの街にある大学の聴講を薦めると、「いや時間ないし」とか「体調が」とか「研究のセンスないから」とか言う。
一番ひどい回答は「いやあそこは市立大学でレベル低いし」だった。
もちろん本当に都合がつかない場合や身体の事情も多いのだろうけれど、上の人の場合は、個人的には言い訳であると思う。
無理ならば、なんどもふわっと「研究したい」「大学院行きたい」「もう一度大学行って勉強したい」などと言うべきではない。
学問で格好をつけようとするべきではない。
少しずつでも、関連する本を読むくらいはできるはずだ。というか学びたいなら身体がそう希求するはずだ。
繰り返すが黙々と本を読みシンポジウムに参加し、そこから何か実践している人たちがいる。
そうした人々がいる以上、上の「口だけ」の人は知らず知らずのうちに恥ずかしい言動をしているように思う。
仕事8時間+研究4時間より 研究かつ仕事8時間の方が楽だし、それぐらい楽だったら研究したいって言ってるんだよ つまりお前の仕事は俺の仕事より気楽で良いなーって話
こちらもありがとうございます。 勉強したいのに勉強しないのは何事だろうとか考えてしまっていたので、そんな感じの気軽なニュアンスならかなり気が楽になります。 今度話すとき書...
学びたいという気持ちは馬鹿にしたものではないと思うよ。「憧れの職業に就きたい!」と思った人の中で、その職業に就ける人はごく一握りであるように、行き着ける人が少ないから...
ありがとうございます。 3行目とても大切な指摘を書いていただいたように思います。 何度かこうしたことがありモヤモヤしていたのですがご指摘いただいたようにポジティブに捉えて...