2021-01-05

この年末年始ひとつも物作りをしていない人は製造業に向いていない

この年末年始ひとつ商売のことを考えない人は小売業に向いていないし、

この年末年始ひとつ建築のことを考えない人は建築業に向いていないし、

この年末年始ひとつ金融のことを考えない人は金融業に向いていないし、

この年末年始ひとつも客のことを考えない人はサービス業に向いていない。

とは言わないのに、なぜIT系エンジニアだけそう言われることが多く、しか一定妥当性を認めてしまうのか。

それはIT産業が、従事者の好奇心フリーライドして成立している業態からに他ならない。

そう考えると、他にこのような言説が成り立つような業態は全て、従事者の好奇心・嗜好性・サービス精神・使命感・自尊心・ほか色々なものフリーライドして支払うべきコストを支払えていないと言えないだろうか?

たとえば、

この年末年始ひとつ医療のことを考えない人は医療従事者に向いていない

この年末年始ひとつ子供のことを考えない人は教育者に向いていない

この年末年始ひとつ学問のことを考えない人は学者に向いていない

この年末年始ひとつも絵を描かない人はイラストレーターに向いていない

この年末年始ひとつ筋トレをしない人はスポーツ選手に向いていない

この年末年始ひとつ練習をしない人はピアニストに向いていない

この年末年始ひとつ小説を読んでいない人は小説家に向いていない

成立していると思うなら、その業種についてフリーライドを認めていることになると思うが、どうか?

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