自分は音楽について専門的な知識が無いし楽器もできないので難しい話は書けないんだけど
J-POP は最終的に「アイドル」か「シンガロング」に集約されると思ってる。
「アイドル」要素については顔とプロデュース力が全ての世界なので音楽的な視点で語ることはない。
もう一つのシンガロングは英語だと Sing a long になるのかな?「みんなで一緒に歌う」という意味のシンガロングのこと。
誰でも音楽を聴くと気分が高揚したりすると思うんだけど日本人は「シンガロング」するのが好きな人が多い。
だからメロディ重視で曲に展開があって一番の盛り上がり所のサビが必要になる。サビをみんなで大声で歌う。
一方、欧米の音楽シーンの中心はR&B(含むHipHop)とクラブミュージック(エレクトロニカ)になっている。
この2つは真逆の方向に見えて実はルーツは同じリズム重視の音楽で「歌う」よりも「身体を動かす」作りになっていると感じる。
(誰かが「も一度James Brownから聴け」って言ってたよね)
「歌う音楽」と「踊る音楽」の違いと言ってもいいと思う。ここが決定的に異なる。
文化の違いと言えばそれまでなんだけどこれを変えない限り世界に受け入れられるJ-POPは絶対に生まれない。
という感じのことを昔からずーっと前から考えていたんだけど数年前にEDMが世界でも日本でも流行ってさらにこの思いを強くした。
自分はEDMのことを「エレクトロニカ界のJ-POP」と呼んでるんだけど、EDMは曲の構成がJ-POPにかなり似ている。
メロディがあって曲の展開があってビルドアップで気分を上げてドロップで爆発する。まんまJ-POPの構成と同じ。