例えば何かしらの費用を削ったとする。
そうでなくまあ貯めに貯めても面白い。
でもね、それは単なる遊びなんですよ。
金は天下の回りものって言うじゃない?
そうでなく、削って貯めるとか逆効果。
金ってのはね?
ガーッって使って、ガーッって手に入れるから価値が有るんですよ!!
え!?使う方がパチンコじゃないかって?いやいや何を寝ボケてるんですか。
使わねー金ってのは単なる紙屑や金屑の数値であって、それには何の価値もない。
つまり、どんな金でも使わなければパチンコ玉と変わらんのです。交換しなきゃ無価値。
わかりません?パチンコ玉も金も本質的に変わらんのです。交換する時にしか価値がない。
つまり、節約とは無駄に何かを我慢することでパチンコ玉を手に入れてるだけに過ぎんのです。
……つまり、本当に価値があるのは数じゃなくて、それで手に入る感動とか食事とか物品そのもの。
そして経済ってモノの正体は金じゃないんですよ。その、手に入る感動や食事や物品こそが経済なんです。
そう。節約ってのは「手に入る感動や食事や物品を失う事」で、言うなれば経済そのものを失う事なんですね。
じゃあ政府のやってる事は何なの?って言えば、その経済を削ることで別の何かに充ててるに過ぎんのですよ。
なんでも使う事に意義がある。
経済を削って金を手に入れる、金を使って金を手に入れる。
貯金が役に立つのは、その貯金分で下がった金の価値を、誰かが補填してるから。
貯金するんなら貯金をした分だけ人の役に立たないと、その貨幣全体が少しずつゴミになる。