某大衆的人気を得ている作家の新作は、過去の大ヒット作を下敷きにし、現代ネタを大量に仕込んだ作風だ。
自分のネタと言っても唯一独自のものでもないだろうし、パクられたと言うようなものではない。
すでに大衆的人気を得ている作家には技術やスタッフがあり、彼の手でわかりやすくポップに加工されることで価値がでるのだ。
彼は高度な教育を受け社会的地位がある人間で、創作活動にかける想いに青葉のような切羽詰まったものはない。
凡庸でも人として認めてもらえたり、1%の良い部分から教育など次のチャンスがもらえたりプロデューサーや同好の志との出会いにつながっていくのが恵まれた人間だ。