欧米では多種多様の人種が混ざり合うのが当然で人種差別もまた身近なものだから、差別意識の自覚と対策が教育段階から徹底される。
翻って日本は島国でかつほぼ単一民族なので人種の違いを意識する機会がない。アニメキャラの人種も普段気にしない。
人種差別との縁遠さが原因で差別に対する抵抗力がない。意識すらしないのだから抵抗できるわけがない。
それが差別だと知らなければ起きないなんてのは誤りだ。
差別意識は本能的なものだから自分達と異なる存在と接することになれば自然と湧き上がるものだ。そして自己の中の差別意識への対処のしかたを知らないと直ちに差別することになるだろう。
差別意識の存在をまず明らかにして、それに対してどう考えて動けばいいのか。好むと好まざるに関わらずグローバル人になるしかないのだから、これを学ぶべきである。
同和問題というものがあってだな