■悲劇のヒロイン

気が滅入っているときに決まって思い出すことがある。

「悲劇のヒロインぶってんじゃねーよ」

当時DVをしていた彼氏が殴ったあとに決まって吐いていた言葉である。

今現在、派遣社員である私は社員様が在宅勤務をしているなか、

一人だけ毎日出社している。

派遣社員という働き方になっているのも、

昔DV彼氏に入れ込んで大学の授業にろくに出ず、アルバイトに明け暮れて過ごした結果である。

今はこんなご時世なのに雇い続けてくれている派遣先に感謝するべきなのかもしれないが、

やはり自分の今までの人生の選択を誤り続けてきた結果であり、

当然の報いだとも感じる。

大好きな親友が来週入籍する。

とてつもなくめでたいし、心の底から祝福している。

しかし一方で、私は何をしているのだろう？と自己嫌悪に苛まれる。

「仕事で昇進したいとかそういう夢はあるけど、旦那さんになるという夢はない。」

と断言するモラハラ気味な元彼（前途のDV男とは別人）と別れて一年以上経つのに仲良くし続け、

これまたモラハラ気味の4つ下の男の子となんとなく友達以上恋人未満な関係を続けている。

誰の一番にもなれないんだと思う。

じゃあ私自身が誰かをそうしているかというと、そうでもないんだと思う。

全て、全てが私の人生の選択を誤った結果だと思う。

悲劇のヒロインぶるな。

まさにそうなのかもしれないが、じゃあどう考えて生きればいいのかを教えてほしい。

Permalink | 記事への反応(7) | 17:12

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