客観的な「問題ある」明確なラインが存在しない以上は「問題ない」表現もまた存在できないんだよ。「自明だ!」と言い張り共通の見解無く、不明瞭な基準のまま倫理や主観を用いて判定する危険はそこにある。
主張の趣旨には同意できるんだけど、前半は論法としては危険なので喚起したい。
「権利濫用ってなんだよ。明確な線引きがなければもう権利主張とかできなくなるだろ」って言いだす奴らが必ず出てくるんだよ。法律関係者のが、濫用以外の構成でも同じ結論にできるんじゃないの、とか安易に濫用というのはちょっと……みたいなのじゃあなくて、線引き廚っていうの? 明確なラインがなければ萎縮がうんぬん~っていうやつ。
いや、そんなの常識で考えようよ。グレーな両機があろうが、正当な権利の行使だって判断できる範囲は十分あるじゃん。個別の判断になるのも、そこにいろんな状況とか法律とか主張がからむのは仕方ないじゃん。
id:hobo_king氏がそういう主張しそうな人とはかけらも思わないんだけど、気になったので。