定食屋とかによく貼ってあった、水着のおねえちゃんが写ってるやつである。
何であれが嫌いだったのだろうとさっき5分考えて、あ、あれに似てるからだ、と思い付いた。
あれとは。
あれだ。
うちの地域だけかもしれないが、子供会の会議だと称して親たちが公民館に集合し酒盛りをしていた、ということ。
お前ら酒盛りしたいだけじゃねーか!子供の為とか大義名分こじつけてんじゃねーよバーカ!
と、大人の汚なさにめっちゃ唾を吐きかけたかった、あの頃……。
ビールのポスターもそれと同じで、ビールの宣伝をしなきゃ!という名目だが実は単に美女を水着にしてセクシーポーズを取らせたいという欲が駄々漏れだったから嫌いだったのだ。
大人って汚い。
だが、宇崎さんの例のポスターは、ビールの宣伝ポスターの美女ほどの嫌悪感を私は感じなかった。大人って汚いとは思わなかった。あれはあれでそこそこ性的だったにも関わらずだ。
何故か?
それは、あのポスターがあの生意気な巨乳の女を見たいが為に作られたものというよりは、あの生意気な巨乳女を好きなオタクの一本釣り狙いのポスターだと、私は思ったからなのだ。
なんというか、ビールのポスターはビール会社のお偉いさんだか広告会社の人だか誰だかは知らんが誰かの欲が経費で消化されたものの残り滓みたいな感じがするけど、献血ポスターの生意気な巨乳女はただのエサにしか見えないのである、私には。
残飯とミールワーム……というと、どっちもどっち感あるなぁwと思いつつも、私の中ではそんな感じで分けられている、ということなのである。