2019-10-02

ろばを売りに行く親子

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「ろばを売りに行く親子」(ろばをうりにいくおやこ)は、イソップ寓話の一つ。他に「ロバの親子」「ろばうりおやこ」「The Miller, His Son and Their Ass」「The Miller, His Son and The Donkey」など様々な邦題英題がある。

目次

1 あらすじ

2 概要

3 出典

4 関連項目

あらすじ

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ロバを飼っていた父親と息子が、そのロバを売りに行くため、市場へ出かけた。2人でロバを引いて歩いていると、それを見た人が言う、「せっかくロバを連れているのに、乗りもせずに歩いているなんてもったいないことだ」。なるほどと思い、父親は息子をロバに乗せる。

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しばらく行くと別の人がこれを見て、「元気な若者が楽をして親を歩かせるなんて、ひどいじゃないか」と言うので、なるほどと、今度は父親がロバにまたがり、息子が引いて歩いた。また別の者が見て、「自分だけ楽をして子供を歩かせるとは、悪い親だ。いっしょにロバに乗ればいいだろう」と言った。それはそうだと、2人でロバに乗って行く。

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するとまた、「2人も乗るなんて、重くてロバがかわいそうだ。もっと楽にしてやればどうか」と言う者がいる。それではと、父親と息子は、こうすれば楽になるだろうと、ちょうど狩りの獲物を運ぶように、1本の棒にロバの両足をくくりつけて吊り上げ、2人で担いで歩く。

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しかし、不自然姿勢を嫌がったロバが暴れだした。不運にもそこは橋の上であった。暴れたロバは川に落ちて流されて死んでしまった[1]。

概要

日本小学校中学年(3年、4年)向けの道徳教材として使用されている[2][3]。指導方向性としては、教育基本法二条第2号に則り、「周囲の意見に流されない、自主自律の大切さ」「節度節制」を学ばせるための教材として利用される[2][4]。

川端康成和訳したトッパン絵物語シリーズイソップ2」(1953年)では「ろばを売りにいく親子」の邦題がつけられた[5]。

うーむ……これは……まさに……。

というかこれよく読んだら「日本小学校中学年(3年、4年)向けの道徳教材として使用されている」とか書いてあるね。

まりさ、これを繰り返してばかりいる人間道徳レベルにおいて小学生以下ってことだよね……。

やべーな。

日本人の大部分は小学生以下なのやも知れんぞ

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