強い奴のために世界は存在していて、強い奴は弱い奴になにをやってもいいっていうルールが未だに強い。
車が歩行者に優しくないのは、時速80kmで突っ走る車様の行く手を時速4kmでし歩くノロマ人間が邪魔していいはずがないっていう意識が根底にある。
障害者に対する扱いも、健常者様が作った社会の中でお前らを生かしてやっているのに生意気に口出しするなと認識されてる。
この国は、強くないと正しくなれないし、何も主張できない社会なんだ。
ただし、弱者にも強者に好かれる権利があって、それで強者に対して救いを求める機会が与えられている。
アンパンマンのカバオくんが、アンパンマンのお友達だからっていう理由で、バイキンマンからの不当な要求をアンパンマンという最大の強者の手を借りて跳ね返している光景が、幼児向け番組でやっていて、それを見せている親は「倫理観が育つわ~~」と安心している。
そういう国なんだよね。
強い奴の慈悲によって世界は成立しているという大前提で動いてる。
ノブリス・オブリージュなんてものは、この国ではいまだかつて一度も存在したことがない。
そういう国なの。
ノブリス・オブリージュって税金ウハウハの貴族制度前提じゃん アンパンマンの行為はノブリス・オブリージュに該当するじゃん バカか?
ノブリス・オブリージュって税金ウハウハの貴族制度前提じゃん アンパンマンの行為はノブリス・オブリージュに該当するじゃん バカか?