2019-08-04

体を冷やすなら太い血管にこだわらず広い面積で冷やせ

前提:熱中症予防・軽度熱中症対策念頭においている。頭痛吐き気意識障害(気絶)が発生した場合にはこの限りではない

また、熱中症は周りの気温・湿度が高く放熱がうまく行かない状況で全身の組織が高温になり発生する。

  

理由1 筋肉脂肪血液を温める

まり筋肉も臓器も脂肪も温められている状態なのである

せっかく血液を冷やしても、循環するうちに周りの筋肉脂肪から熱をもらって臓器に達するときにはぬるくなってしまう。

血管周囲だけを冷やすより筋肉脂肪も一緒に冷やしたほうが効果である

  

理由2 熱伝導は面積に依存する

血液は自ら冷えたり温まったりできない。

筋肉で発生した熱や周囲から皮膚・組織を通して伝わった温度によって、血液は温まったり冷えたりする。

そして血管は大なり小なり殆ど場所存在するし熱を発散するため普段より広くなっている。

同じ面積で冷やすなら太い血管を冷やしたほうが得だろうが、アイスノン2~3個分の面積しか冷やせないというわけではあるまい。

広い面積で冷やしたほうが効率は悪くても伝導する熱は大きくなることが期待できる

  

理由3 水分・塩分喪失を緩和する

汗をかく理由は汗が水蒸気になる気化熱で皮膚近辺の熱を奪うことである

まり皮膚を濡らしておけば汗の代わりになるということである

手を洗う、顔を洗うことで汗の節約ができる。

また、アイスノンで冷やしても周囲の水分が結露して結果的に皮膚が濡れるが、流水のほうがいいだろう

  

他にも髪は風通しが悪く熱がこもりやすいので髪を洗うのもいい。

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