現代は子育て無罪の時代だよね。子供こそが人生の全てだと考えることが明示的・暗黙的に奨励され、「子供のため」という理由がつけばあらゆることが許され、子供のために生きていると自負する人々が自分の全ては肯定されたと言わんばかりに肩で風を切って歩いている。
子供や子育てに否定的なことを一言でも発すれば瞬時に取り囲まれて袋叩きにされる。子育て漫画の登場人物にされてツイッターとかで拡散させられるのだ(ところであの手の子育て漫画は全部同じに見えて区別がつかないのだけど、よくもまあ皆あそこまで酷似したものを何万件も作り出せるなと感心する)。
本当に心からそれらをやりたいと思ってやっている人たちもいるだろうが、そこまで多くの人が揃いも揃ってそう思っているのだろうか?子育てなんてものは元々はもっと日常の中に自然にあって取り立てて言及するようなものではなかっただろうに、いつから海外旅行や高級ブランドと同じような機能を持つアイコンになったのだろうか?
みんな本当はつらいんじゃないかなと思う。つらいからそれは物凄く大切なもので人生の真実でそれに勝るものはないのだと思い込むしかないのではないか。思い込んでいれば脳はやがてそれを真実だと感じるようになるし。家族・子育てに否定的なエントリーにつく無数の袋叩きブコメ群を見ていると、あれは人々の心の救難信号なのではないかと思えてくる。
でも自分のつらさを訴えるのに女とか子供とかゲイとか障害とか何らかのわかりやすい弱者属性がなかったら、みんなただただ冷たいだけじゃないですか まだ言い訳があるだけマシだと...
発想が乞食だな こんな奴がネトウヨになる
「子育て無罪」じゃなくて「女無罪」だぞ。 その証拠に、子育てについての要望を政治家や校長が口にするだけでも袋叩きにあう。