京アニの火災現場まで家から電車で数駅で行けるから、野次馬がてら行ってきた。
わかってはいたけど、映像や写真で見るのと、実際に現場で見るのは全然違う。現場で見ると、写真では気にならなかった細かい部分が見えてきて、思ってる以上にメンタルにダメージを喰らう。一番キツいと思ったのは、割れた窓からビル内部が見えるんだけど、日中であっても真っ黒にしか見えないところ。おそらくビルの内部は完全に煤だらけになっていて、真っ黒にしか見えないんだろう。ということは、事件当日、ビル内部は相当なまでの火の海であったころ想像できるわけで……。
それを想像すると、「うあああああああああああぁぁっ!!」って気分になって、物凄くへこむ。野次馬気分で行っておいてなんだけど、あんまり物見遊山で行くようなところじゃない。
お祈りでもして帰るかと思っていると、献花台は花を持っている人の列ができていて、どうも花を持っていないと近づきにくい雰囲気になっていた。なので、ビルに向かって手を合わせてご冥福を祈って、その場を去ることに。
目ざとい業者が、現場近くで献花用の花を売っていたりしないのかと思ったが、そんなことはなかった。
あと、犯人はすでに確保されているのに、ビル前にも献花台前にもマスコミがめちゃくちゃいたのが気になった。
もう1週間以上経っているんだから、ニュースで流すにしてもせいぜい1シーンくらいなのに、一体、事件現場に張り込んでいて、何の収穫があるというんだ……と思ったが、プロの面々が何かある可能性があると踏んでいるからこそ、あれだけ大量に張り込んでいるんだろう。その辺りは素人の自分にはわからん。ただ、報道にはカネが掛かるという一面をなんとなく実感した瞬間でもある。
今から花仕入れて行くから、お前はラッピングと会計頼むな! hagex終焉の地は献花台もないよ!
真犯人は必ず現場に戻る。という法則があるので、 真犯人の姿をとらえようとマスコミはカメラを回し続ける。