2019-06-14

anond:20190614192701

中世ならともかく現代国際社会においてその勉強の方向は相当難しいんじゃないかな。

っていうのもある国において妥当な(≒正解な)戦略が他の国でも正しいって保証はなくむしろ間違いであることのほうが多いから。国家の広さや人口資源にも差があるし、自国を囲む周辺国家の顔ぶれも違うんで、正解が異なるんだよ。ってことは、学習方向として「どこにでも通用する王道戦略を一個考えてその戦略基準に各国を評価する」ってのは不可能有害で、どちらかと言うと正解は「国際社会のなかで地域とあるいは国家ごと、踏み込めば国家の中の地方ごとの特色や歴史を学んでそれぞれの事情関係を学んでいく」ということになる。

結局は世界史地図をざっくり頭に入れた状態で、地域史や技術史を踏まえた経済統計を見ていくっていうなかなか大きな作業量学習が、一番の早道ってことになると思うよ。

記事への反応 -
  • 軍事的な戦略というよりかは、国家戦略の資料を見てどうなのか判断できるくらいの知識をつけたいのだが、 いかんせん、検索ワードだったり、書籍名だったりがわからない。 データを...

    • 中世ならともかく現代の国際社会においてその勉強の方向は相当難しいんじゃないかな。 っていうのもある国において妥当な(≒正解な)戦略が他の国でも正しいって保証はなくむしろ...

    • 国際政治学 地政学 マクロ経済学 歴史 あたりかなぁ。

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