■お願いしなくてもやってほしい

同棲1年

ほとんどの家事を自分がやっている。ゴミ出し、水回り、料理、洗濯、彼女の会社用のシャツを切らさないように準備するのも自分がやっている。

彼女は、家が散らかっているのは気にならないそうで、家事はぎりぎりまでやらない生活を送ってきた子だ。

自分は、ある程度の秩序を保ちたい。

彼女曰く、家事をするまでのサイクルが私たちは違うのよ。とのことだった。

一度、ゴミ捨てを忘れた俺に対して、「虫が湧くからやめてよ」と言われたことをきっかけに

俺が爆発して、掃除機かけと洗車は手伝ってくれ、お前の役割にする、とお願いしてやってくれるようになった。

この二つも、本当は皿洗いとかゴミ捨てとかいろいろ分担したかったけど、手が濡れるのがいやとか、

朝起きるのがいやとか言って、議論がめんどくさくなって、この二つになった。

家事は毎日のこと。

彼女が笑ったり一緒に過ごす時間が楽しければ、自分も家事は嫌いじゃないし、日々のことはできる。

しんどい時は、料理をデリバリーにさせてもらったり、食器がたまったりする。そういうことは彼女は怒らない。

ルールにした掃除機かけも洗車も、まあまあこなしてくれている。

自分が皿を洗ったり、洗濯を干しているとき、「手伝って」と言えば手伝ってくれる。

たまには私がやろうか　とは言わない。

これこれこういう理由で助けてほしい　とお願いすればその1回はやってくれる。

役割　にまで持っていくのは相当の説得が必要で疲れたから、掃除機かけのお願い以来言っていない

そういう日々が過ぎて、自分が欲しかったものは、分担ではなくて、

お願いしなくても、役割じゃなくても、相手を思いやって手伝い合う姿勢が欲しかったんだなと思った。

他人が一緒に暮らすうえでそれは甘えなんだろう。

でももう何もやりたくなくなってきた。

Permalink | 記事への反応(3) | 14:52

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