サブカルに手を出し始めた反抗期ないいとこのお嬢ちゃんに恋をされたい
金もないし仕事も続かない俺が唯一続いている絵を見て、めちゃめちゃに目を輝かせてほしい
でもお嬢ちゃんが本当に好きなのは俺の絵じゃなくて、誰も知らないわけわかんないコンテンツなんだ、別に俺の絵じゃなくてもよかったんだ
それである日親と大喧嘩したお嬢ちゃんは深夜に家を抜け出して俺と沖縄まで行こうとか無理言うんだ
俺は断るんだ、ロリコンのくせに、捨てるものも今更ないくせに断るんだ
お嬢ちゃんはそれでも譲らなくて、なんやかんやで俺のアパートに居候しだすんだ、飯とか作ってくれるようになるんだ
低い天井、狭い部屋、しなびた布団、最初は気にならなかったものがだんだん我慢ならなくなってしまって
そうしてお嬢ちゃんは気付くんだ、自分がとうの昔に甘い甘い恵まれた環境でしか息ができなくなっていて、それに自分の居場所はここではないって
それでお嬢ちゃんは自分のうちに帰るんだ、一人暮らしの友達の家に行ってたとか適当言って、それから一年も経てば俺のことなんて全部忘れて裕福な同級生たちとショッピングしてカラオケ行ってるんだ
俺は、