2019-03-22

人事異動の季節

うちの会社にも人事異動の季節がやってきた。あちこち部署の異動情報がどんどん社内システムデータベースにアップされていく。それにしてもオリンピック関係部署に異動する人の多いこと。いい加減切羽詰まってきて人員の大幅増強をしないといけない時期になったんだろうけど、お気の毒なこった。

「こんな世紀の大イベントに参加できるなんて素敵!」とばかりに希望して来る人もいるんだろうけど、ぐらぐら煮えたぎっている鍋の中に自ら飛び込むようなもんじゃないのかねぇ。希望したわけでもないのにそんな仕事をやらされる人はさらに気の毒だと思う。昔スポーツ関係仕事をやっていた人の出戻りもあるけど、ほとんどはその手のイベントに関して未経験だろう。「船頭多くして船山に登る」みたいにならないのかな。少人数ではあるが、オリンピック関連部署にいた人が定年を迎えた訳でもないのに退職していくのも気になる。何歳ぐらいかからないけど、まだ若いのだとしたらその仕事に疲れてしまたか失望たかのどっちかだと思う。

私はオリンピックに比べれば相当規模の小さいイベントをやる部署いたことがあるけど、多額の経費を注ぎ込んで、人によっては自分休みも削って準備に励んだわりには終わった後に非常にむなしい気分になった覚えがある。うちの会社にとってはイベントものって本来業務じゃないし、その分大型イベントを取り仕切れる人材も少ないわけで、結局某広告代理店イベント運営会社にいいようにぼったくられるだけなんだよね。もう少し人材活用と経費の使い道について改善できないのかな。

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