2019-03-19

去年のクリスマス

今年も一人寂しいクリスマスを迎えるのか…と思うと、従姉妹のAちゃんからLINE

まーくん、今年もひとりぼっちかな?」

1歳年上のAちゃんはこうやって俺を煽ってくる。

「おかげさまで。」

という文字とプンプンとしたようなスタンプを送る。

「おねーさん相手してあげよっか?」

という文字の後に「なーんてね♪」というクマスタンプが送られてくる。

「そんなんだから彼氏できねーんだぞ」

毒を文字に打ち出すと「ひっどーい(泣)」みたいなスタンプが送られてくる。

 

と、同時にLINE通話がAちゃんからかかってくる。

まーた、怒られるのか、傷つきやすいヤツだ、とめんどくさそうにとる。

 

もしもし?」

まーくんのアホ!』

「え?なんて?」

バーカ』

プツ、ツーツーツー

 

なんなんだ一体。

まぁいいかと、その場は流し、風呂に入って寛いでいると玄関チャイムがなった。

こんな時間になんなんだ。と気だるげにインターフォンをみるとAちゃんの姿が。

 

部屋に上がってもらう。

かい買い物袋を持っているので「持つよ」といい持ってみるとものすごく重い。

入っているのは、缶ビールと、あと、ケンタッキーのようだ。

「なに?ここで飲むの?」と聞くと「当たり前じゃん。寂しい一人を過ごすまーくんをお姉さんが慰めてあげようと思って。」といいズカズカと入ってくる。

 

ケンタッキーを食べながら話をする。

まーくん、そろそろ彼女つくりなー」

「いや、3年前のBにひどい目に合わされたからな。しばらくいいです。」

婚約してたのに浮気してて、しかも通帳から半分くらいお金取られてたんだよね。」

「まぁ、縁切りのためのお金とおもったら別にいいさ。」

「達観してるねぇ。」

「まぁ…てか、もう遅いから帰りなよ。駅まで送っていくよ。」

「あのね、」

「うん?」

「あのね、言いたいことがあるの。」

「なに?」

まーくんね、まーくんがBさんと別れてね、おねーさんしかった。」

「は?」

まーくん、ね、言うね。おねーさんね、ずっと、あのね…」

「…そう。俺もAちゃんだったらいいよ。」

「!ほ、ほんと?」

「嘘つくこともないし。でもおじさんに殺されそうだなぁ、おじさん俺のこと嫌いっぽいし。」

ちゃん説明すれば大丈夫だよ。」

そして、夜は更けていく…

っていうのを一人で演劇してたら結構ハッスルしたね。寂しさも紛れた。

  • 10年後自分がこうなってないことを祈りたい

  • 従姉妹とか身内じゃん 気持ち悪いわ

  • https://anond.hatelabo.jp/20190319162109 ちょっとオチが弱かったかなと思う。 あと、仕事中に書いてたから会議に呼ばれて「早く書ききらないと!」と思って最後のほう適当なのもいかんかった...

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