恋愛とか婚活とかについてアドバイスやら必勝法やら語ってるサイトやら書籍を見ていると
「男(女)の心理」「男(女)の喜ぶ行動」「男(女)がするべきファッション」と、
男女の違いについて意識して、恋愛に臨むことがしきりに書かれている。
だがこれらは結局の所、「男(女)はこう思うものである」「こういう風に考える男(女)なんていない」
と言っているようなもので、世の数多いる存在を、こうである、と括って決めつける行為である。
つまりは「男らしさ」「女らしさ」という性役割の固定を前提にして語られているのである。
要するに「男はたくましくあるべき」「女は家庭的であるべき」みたいなセクシズム言説とそこまで距離は無いのである。
元々男女平等とかどうでもいい系の恋愛サイトはそこら辺カモフラージュせずダダ漏れだ。
じゃあ比較的穏健に男女平等に配慮した恋愛サイトは違うのか?と言うと、
「こうすれば上手く行く!」という段階となると、
結局の所、直接的な言葉は避けつつも、何重にもオブラートには包み込みつつも、
前述した「男らしさ」「女らしさ」に頼ったことしか言えてない。
いや、別に、いいんですけどね?そういう恋愛アドバイスは絶対してはいけないとか、
言論封殺したいわけではない。お前らは絶対悪だ!とか言う気はない。
かくいう私も人様に偉そうに言えるほど、男女平等貫けてるわけではないし。
言いたいなら好きに言えば良い。止める気なんて無い。
ただ、「男女平等」を是とするのであれば、この「恋愛アドバイスは性役割を肯定しやすい」
ということは最低限意識した方が良いのではないか?と思うわけである。
発達障害者向け婚活サイト作れば良いのにね。ASDはADHDのこと好きになりやすいらしいよ。普通に生活してて見つけるの大変だから集まってると効率良いな。ASDの人嫌われそうかな。