出版社のモデルって、良さそうな作家を見繕って、独占販売権をもって、宣伝費をかけて宣伝し、売り上げて回収するというモデル。
そう考えると、まず、良さそうな作家を見繕わないとならない。かつ、選んだ良さそうな作家を売り出さないとならない。更に、宣伝費がかかってるから、人数多目に売るか単価をあげないとならない。
で、人数多目に売らないといけないから、カネかけたコンテンツについて、あまり関心がない客にも売り込まないとならない。
故に、「客が気に入るもの」から外れた物を推奨することになる。また、カドカワが儲けるために自分が手持ちの素材でブームを作る必要がある。
けど、ネット時代って自分の好きなものはある程度検索で自分で探しにいける。それでも楽がしたいから、自然に自分が気に入るものを見繕ってほしい。
昔はやってたのはカドカワが権利を持っていなかった御三家だから、御三家が流行ってる状態ではカドカワは儲からない。
だから御三家排除宣言を出した。ではかわりに売り出すコンテンツが必要だということだけど、ホモからみしか見つからなかった。
更に、自分が売りだそうとして、権利を掴んでいる奴が必要だから選ばれた主だけを囲い込む必要があり、多数の主は蚊帳の外になった。
つまり、出版社モデルで儲けを出そうとしたからニコニコ動画は衰退した。
たいするyoutubeの親会社はgoogleでご存知検索事業。故に、先に顧客が今欲しい情報に適切なのは?の方を考えたから、おすすめが適切で、自然と自分が気に入るものをリストアップしてくれる。