日本で『ベイマックス』と呼ばれている映画の原題が『BIG HERO 6』なのはもっと知られていいと思うんだよね。
実際に観てみると、6人(5人と1台)組の戦隊ヒーローという感じで、ロボットを通して絆を知る感動ストーリーというよりかは笑いあり涙ありの読み切り少年漫画といった雰囲気。日本ではヒロとベイマックス(とタダシ)以外の4人が広告でハブられすぎて悲しい。
アメリカでは「人間はいかにプログラムに過ぎないロボットに感情移入できるのか?」ということがテーマの一つとしてピックアップされているにもかかわらず、日本では「ベイマックスは心優しいロボット」って宣伝やってるのがなあ。ベイマックスはまだドラえもんやアトムのような「心を持ったロボット」には程遠い、彼らよりもっと近い未来で作られたといった感じのロボットだと思うんだよね。惜しい。
あと、正式なテーマソング『Immortals』を歌ったFALL OUT BOYはもっと有名になってよかったと思う。(一応ベイマックスが話題になって数か月後、スッキリ!に一回だけ出たけど)AIの『STORY』が嫌いなわけじゃないんだけど、やっぱりImmortalsのほうが世界観にちゃんと合ってるんだよね。
ONE OK ROCKのコンサートでFOBが対バンになったとき、自分の目の前にいた観客が、「フォールアウトボーイ?誰それ」ってなってたのが辛い。お前らが目当てに来たONE OK ROCK含めいろいろなロックバンドに多大な影響を与えたロックバンドのひとつだよ。
映画のことを言ってるならあれの脚本がハチャメチャのごみで登場人物の行動がまるっきり話の都合で動きすぎてる点をどう思う?
外人とくにハリウッドのマーケティング分析は本当に優秀だと思う 日本は日本で作ったものそのまま持っていけば理解されると思いすぎている
洋画の日本版のマーケティングしてるのは日本の映画会社だろ