昔から私は、マイナージャンルばかり好きになる。いや、マイオナとかじゃないんだ。好きになったジャンルがたまたまマイナーなだけなんだ……。
今の推しもマイナージャンル……いや、メジャーなゲームの中のマイナーなキャラクターといえばいいだろうか。
しかし、言うほどマイナーではない。ガチでマイナーなキャラクターのファンにそのキャラクターの名前を告げたらきっと鼻で笑われる程度には、公式の出番は多いし、2次創作もたくさんある。そのキャラクターのファンとして、私はまあまあ快適に過ごしている。
さて、問題はそれらたくさんの2次創作がいつ描かれたかだ。大体2〜3年前なのだ。その人のそのキャラクターをもっと見たくても、ほとんどの人がもっと(彼らにとって)魅力的なキャラクターにジャンル替えしている。
今でも私の推しを好きだと言っている人はたくさんいるけれど、私にとって一番の推しは、彼らにとっては一番ではない。
そして、こういう微妙な状況を引き起こしている原因は、公式からの供給が少ないことだ。最後のまともな(賛否両論だけど私はまともな出番とカウントしたい)出番は1年弱前にあったけど、それ以降はハブられっぱなしだ。気持ち悪いぐらい、他のキャラクターばかり話題に挙げられる。まるで、その章に私の推しの出番などなかったかのように扱われている。そんな状況に、もう疲れてしまった。今は、このジャンルから少し距離を置いている。
公式が掘り下げてくれないと、魅力は伝わらない。出番が多くて人となりがはっきりしているキャラクターになびいて当然だ。
公式の描き下ろしイラストならたくさんある。たしかに、描き下ろしイラストで推しの色々な姿を見られるのはすっごく嬉しい。
でもな、出番がないからさ、彼の人となりについて、薄っぺらい情報しか得られないんだ。おかげで、私の推しを同じく一番の推しだと言っている人の2次創作でも、解釈違いを感じてしまっている。