その漫画は、3~4話で一つのエピソードになっていて、単行本には大体2~3エピソードが入っている。
最新巻には3エピソード入っていたが、最初のエピソードが微妙。
元々この漫画にはメタネタ、パロディは従来からあって、それは十分面白かった。
特にエピソードの登場人物に「この話面白いですか?」と言わせたネタには
最新巻2番目、3番目のエピソードは、今までと同じように面白かった。
「まあ、作者も調子が悪いこともあるよね」と思いつつ、後書きを見た。
雑誌による「どんな話が読みたいか読者アンケート結果」によるものらしい。
元々作者としては、元ネタとこの漫画のコンセプトに合わないと考えていたらしく、
漫画化する予定はなかったようだが、
読者の声としてやらざるを得なかった様子。
読者は気楽に、自分のお気に入りのネタを読みたいとアンケートに書くだけだが、
作者は漫画の作風などと組み合わせてうまく作品に仕上げなければいけない。
これで作品が面白くなればいいのだが、どうしても合わない組み合わせというものは世の中に存在する。