これで終わりにしたい、という期待を込めて書き捨てる。
いきなり離婚届を出したという報告だけが来て、予定を告げて荷物を取りに行ったらやはり不在で、LINEで残りの家具や家電の話をした。
そのくだりで「やっぱり不倫してたんだね」と言われた。「みんなそう言ってる」だそうです。してないっつの。根も葉もない噂すぎて一番びっくりなのが私だよ。というか『やっぱり』って何なんだ。
とにかく、そうやって、いまだに他に理由があると思っているところに失望した。自分は悪くないと言わんばかりだ。やっぱり全く分かってない。
私にとって、うまいバランスで人と共同生活を送ることが思った以上にストレスだったこと(事前にそれを自覚していなかったこと、結局自分ではどうにもできなかったこと)は、私の至らなかった点である。
相手が、いくら言っても協力してくれない(人に変われって期待するのが無謀なのも分かるので、ある程度仕方ないと諦めてはいた)のも結構辛かったけど、それ以上に「私のこういうところは良くないが、既に病院のお世話になっている状態で、これ以上無理は出来ない」って話した時に「でもそれはあなたの問題だよね」と突き放されたのが一番堪えた。というか『あっこれもう無理だわ』って思った。一緒に・うまく・やっていく気無さすぎじゃん。
そういう状態で「うまくやってる」と思えた鈍感さだとか、具体的な解決策もなく「仲良くやろうよ」って言えちゃう無神経さとか、そういうの思い出すと、本当に早めに決断して良かったと思う。あのまま何十年と大きな息子のお世話をする人生を送ることにならなくて、本当に良かった。いや、向こうにもきっといろいろ言い分はあると思うけどさ。
やってみて初めてこんなに上手くいかないし向いてもいないってことが分かったので、仕方ない結末だなと思ってる。高い授業料ではあったけど。
一度は一生を共にするっていう選択をした相棒なので、もう少し後味よく別れたかったけど、結局カネと家財の話でごねられて、高圧的にされて太刀打ちできなくて家電も全部とられて終わりそう。まぁ実際こんなもんなんだろう。これも高い授業料の内だ。