2018-08-01

一部の同性愛嫌いな人にみられる奇妙な議論

最近話題になった自民党議員もそうなんだけど、「同性愛を認めると、男同士、女同士のカップルばかりになって、子供が減って国が滅びる」とか言い出すんだよね。

あれ、不思議しょうがない。

普通異性愛者は、たとえ法律的同性婚が認められたからって、同性婚はしないだろうよ。

違うのか?

世の中には「変態と思われるのが嫌だから女とばかりセックスしてるけど、本当は野郎同士でもヤリたい」という人が、そんなにいるとは思えないんだけど、実はそうでもないのか?

まあ、井原西鶴なんかを読むと、“伝統的な日本”では性を極めた男は最後は男同士に行き着く、なんて思考もあったみたいだけど。

アメリカでは、自分同性愛であることがバレるのが怖くて、あえて保守派を気取って同性愛攻撃してた政治家もいたと聞く。

妙に同性愛をやたら攻撃したがる日本の「保守派」が、そうだとは言わないけれど、心のどこかで「もし歯止めがなかったら、自分も同性にクラッとしてしまうかもしれない」という恐怖感と戦っているんだったりして。


まあ、それが「恐怖」になってしまうのが、つまり偏見差別産物なのだろうけれど。

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