2018-07-18

ゲー○キ○パーのポスター

作った人は死にたいって思ったことがなさそう、と話題になってるポスターについて書こうと思う。

結論から言うと、つらいの方向性のズレが原因なのではないか

あそこに書かれてる方法で救える人もいるのだが、ターゲットにしてる人たちにとってはズレている。

(……そもそも後者ターゲットにしてるかどうかは憶測しかない。違ったらすみません後者場合ということで話を進めていきます。)

つらい人の気持ち理解できないのは仕方ないことだ。実際に体験しないと想像しかないので。

怖いのは、そのつらさを「理解できているはずだ」という思い込みしかない感情に気づかないこと‬。

理解できないけど、寄り添いたい」と「理解できるている、寄り添いたい」ではかなり違う。

例えば、悩んでる人の感情を100パーセントとして、そのうち40パーセントしか理解できてない状態

60パーセントもの差があるが、本人は100パーセント理解できていると思っている。つまりその60パーセント想像しかない。

それなのに、理解できていると思ってるから、そのうち「こうすれば解決するのに」「なんでそう思うんだろう」という差が出てくる。

その差を無理やり埋めようとすることは、解決強要しかなく、つらい人を余計悩ませることになってしまう。

もちろん、悩みを完全に理解することイコール解決ではない。それを含めて「理解できているという思い込み」は怖いのだ。

人によって悩みやつらさは違う。解決方法も違う。

あのポスター違和感があるのは、様々なつらさを1つのタイプのつらさに統合していること。そしてその1つの解決方法しか示していないことなんじゃないかな。

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