安倍総理に批判的な記事とかあると、決まって「だからって野党には任せられん」「民主党政権の悪夢を忘れたか」みたいなコメントがちょくちょくあるけど、どうにも理解できん。
そもそも安倍総理が失脚したって、次の総理は自民党からに決まってるだろ。どういう考えに行きついたら、安倍総理失脚後は野党が政権を取るみたいな発想になるんだろ。議席も全然ないし、そもそも支持もないだろ。加えて、政権を維持するノウハウがないのは民主党政権時代でよく分かってるだろ。
少し前のニュースで、自民党員の安倍支持率は1割切ってるって話があったところを見ると、世の中には反安倍・親自民勢力も相当な数がいるはず。だから、安倍嫌いと野党嫌いは両立するはずなのに、安倍総理を批判的に言ったら野党シンパみたいに言われたり、自民党への支持を表明したら安倍シンパみたいに言われるのがどうにも納得いかんよ。
まあでも最近、ふっと思うことがあるんだけどさ。安倍総理が総理大臣になってから、6年経つ。でもって、安倍総理は政権交代があって、総理大臣になった。だから、総理大臣が変わる=政権交代が起こる、って考えている人って、結構いるんじゃないのかと。なにせ6年前だ、今の大学生くらいなら、そんな小中学生の頃だし、積極的にニュースを見てなかったら、今の安倍総理になるまで、総理大臣がコロコロ変わってたなんて知ることもなさそう。だから、前述のようなコメントに繋がってるんじゃないのか……と、まあそんな仮説を立てておく。